17音に想いがこもる
俳句の夏井先生の句会ライブに行ってきました。
全国いろんなところで開催されている”句会ライ
ブ”。わたしに俳句の趣味はありませんが、テレビ
などで披露される俳句の数々は
どうやって作られるのか、一度見てみたくなった
のです。
会場は伊丹市のホールでした。推しうちわを
持った人がぞろぞろ。俳人に推しているかたが
大勢おられるのね。
出演は夏井先生と、俳人の家藤正人さん、そして
夏井先生のマネージャー加根兼光さん・・・つまり
夏井先生とその息子さんと、旦那さんの3人でした。
すごい家族やなあ。
俳句がどのように作られるか という話もとても
興味深かったですが、それよりも先生の話芸が
様々な年齢(小学生~80代まで)の人を惹きつけて
いることが印象深かったです。
決していつも褒める人ではなく、初対面のおじい
ちゃんの名前も呼び捨てにする具合なのですが、
それでも嫌味がない。不思議な人です。
もちろん、テレビで十分認知度がある人だから
というのもあるのかもしれないです。でも不思議と
「この先生にならダメ出しされてもいい」と思わせる
雰囲気がある。
最後に「国の礎は”ことば”から」と言われていました。
日本語を解釈することは、心が豊かになる。AIには
真似できない、繊細で美しいところ。
わたしは俳人にはなれそうにないので、書くことで
日本語のたねまきができれば と思っています。
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