自炊の啓発書

発売されたばかりの本を

ひと通り読みました。

自分で料理をする ということについて

それほど苦に感じてはいないのですが、

自宅の仕事を始めて以来、前より格段に

料理には億劫になっています。


コロナ禍で買い物が思うようにできず

「いいや、近所のディスカウントスーパーで

適当なものを買って済ませちゃえ」と

出来合いのものを食卓に出したところ、

それが却って家族から好評だったりして。

今までの苦労は何!?と思ったことも

何度もあった。

そして今最も立ちはだかるのは、自炊に

おける”コストの壁”。自炊するより

安いからと、お惣菜を買うことも増えま

した。自炊率、減っています。


正直この本を読んで、「よっしゃ毎日

自炊するぞう!」という気になるか

というと、わたしの場合そうではない

です。どちらかといえば、一人暮らしの

若い人で、あまりこれまで自炊をしたこと

がない人向けかな。

これでもかと、いろんな本などを研究され

て自炊の「壁」を何とか低くしようという

姿勢には脱帽。


最後のあたりに、いい言葉がたくさん

載せられていたので、自炊がそれほど

しんどいと思っていない自分も、最後

まで読んでよかったな と思いました。


本の帯に書いてある

「『めんどい』を乗り越える」

というのは、いつも自分が書塾で

子供に言っていることばです。

手書きはいいよーと日々言って

いるわたし、いつか真似して

「自筆の壁」というのを書けば

いいのかなあ。

Speakeasy

スピークイージー=もぐり酒場、隠れ家カフェ の意。 入るときの合言葉はいらないけれど、極力リンクを貼らない、宣伝しない 来たいかただけどうぞ という場所。

0コメント

  • 1000 / 1000