小説も事実と同じくらい奇ですよ
昨年読んだ本の第二弾を
読み終わりました。
ここまでびわ湖と大津が
クローズアップされている作品は
珍しい。近いうちに滋賀出身の夫が
買ってくるやろなと思っていたら、
本当にすぐ買ってきた。
そして、ゆっくりていねいに読みたい
夫よりも先にわたしが詠み終わって
しまいます。前作に続き、今作も同じ
感じでサクサク読めました。
話し方もぶっきらぼうで、一見
世間から煙たがられそうなイメージの
”成瀬”が、いろんな状況でそれなりに
受け入れられていて良かった。同じく
話し方がヘンな子を持つ親として
ちょっとホッとしました。
大津の、成瀬がいる世界は
優しい世界みたいです。成瀬も
仏頂面なのに、必要なことはいつも
しっかり伝えているあたり、いいヤツ
なのだろうなあと思う。
ドラマ化や映画化などの可能性もあるけれど、
舞台も具体的だし、現実に存在するテレビ
番組などが登場するから、きっと
ものすごく大変なのでしょうね。
0コメント