面白い対談集

今読んでいる本↓

著者に魅力がある人ほど、対談の本 

って、本の中の著者の存在が半分になる

ような気がして、読むのに気乗りがしない

ことが多いのですが、この本

めちゃくちゃ面白いです。


まず、対談相手がいい。

かこさとし さんとヨシタケさんの対談は

貴重。よくぞこのお二人が対談して下さった

ものです。

これまで存じないかたもいらしたのですが、

対談を通じて、「この人の作品見てみたい」

って思う。ヨシタケさんが魅力を引き出して

いるのでいらっしゃるのでしょうか。


この本、対談の文章部分が各ページの下

三分の二くらいで、上の三分の一は

対談で登場する本・書籍の紹介や解説に

なっているんです。この本の面白いところ

のもう一つがそれ。紹介される本の

どれもが、ものすごく楽しそうで読んで

みたくなるんですよね。

坂崎千春さんだったら、『チーバくんが

できるまで』という非売品の本とか。

他には、船やら汽車やら何でも輪切りにして

解説する本とか。どれも気になる!


表紙をめくったら突然始まる

オープニングテーマの歌詞?も面白いよ。

エンディングテーマもあるぞ。


なお、この本の中にある

お互いの絵本にオリジナルの帯を描いて

つけてみよう!というコーナーが

しみじみ面白いなーと思いました。

先月、”ブックバー”という推し本を紹介する

企画に参加しましたが、本が好きな人には

「推し本の帯大会」をしてもらいたいです。

手作り帯のついた本をずらっと並べてもらう。

ギャラリーは本の中身を一切見ずに帯だけ見て

気になった本を語る。

既に書店なんかでは開催されているのかも

しれないですね。

Speakeasy

スピークイージー=もぐり酒場、隠れ家カフェ の意。 入るときの合言葉はいらないけれど、極力リンクを貼らない、宣伝しない 来たいかただけどうぞ という場所。

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