何でもない日の連続が尊い

映画を観ました。

話題になった映画を観に行くのは

あんまりないのですが、前に清掃員の

仕事をしていたことがあったので

興味があって(公衆トイレを掃除

していたわけではないです)。


最初に思ったことは

「東京のトイレってすごい」。

凝ったデザインのトイレばっかり

次々と出てきた。

公衆トイレって掃除する前は

あんなにきれいじゃないやろ・・・と

つっこみたくなったけれど、

デザイントイレと

最初からきれいな便器ばかりなのは、

まあ、映画やからね。

清掃員があんなトイレばっかり掃除

しているわけではない。


わたしが掃除の仕事を始めてすぐに

思ったのが、

「駅でトイレの掃除をする人って

すごいなあ!」ということでした。

ものすごくありがたい存在のように

思えた。


この映画の平山さんは、毎日

決まったルーティーンで生活をして、

仕事では黙々とトイレを掃除する。

そんな日の連続。

でも、それがものすごく尊い日々

のように思えた。


ハードな場面もなく、誰かが

激しく怒鳴るわけでもない。

けれども、終わったときに

心を動かされる

不思議な映画です。

ネットのレビューでは、

感想はいろいろ。

でも、この映画を

「いい映画やったなぁ」

と言える自分で良かった 

と思った。


毎週金曜日は、わたし自身が

字を習いに教室に行く日です。

同時期に、近くで教室を開設

した他の先生たちと比べて、

自分は本当にマイペースで。

活躍してらっしゃる同期がいる

反面、わたしはのんびり教室に

通ってていいのかなあ と

ちょっと悩む。金曜日夕方の、

いつものことです。

でも、毎回同じように見えて、

新しく学ぶことも多い。

これが自分のルーティン。

マイペースでいいのかもね と

映画を観てから考えました。

Speakeasy

スピークイージー=もぐり酒場、隠れ家カフェ の意。 入るときの合言葉はいらないけれど、極力リンクを貼らない、宣伝しない 来たいかただけどうぞ という場所。

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