運動やる気がない人の内情
子どもの個別運動塾がありました。
手足の動かし方、身体のバランスなどを鍛えるために
かれこれ7,8年通っています。
今夏、やっと自転車に乗れたのはこちらの先生方の
ご尽力のおかげです。乗れるまでに7年掛かりました。
こういう人もいる。
今日は、先生相手にちょっとしたボールゲームの
試合のようなものをしていたのですが、
勝敗が決まることが苦手な人は、途中で
いい加減にボールを投げたりしてしまいます。
こういうこと、息子に関してはよくある。小学生
の頃でも、運動会でのリレーがまっすぐ走れなかった
です。ゴールテープの前で引き返したり。
結果が見えるのを以上に怖がったりする。
ただ、これに関して言えば、
小学生になったばかりの自分もそうでした。
1年の体育でよく、ドッジボールをさせられて
いたのですが、どうにもこうにも好きになれな
かった。
負けたら悔しいし、勝っても相手チームの人の
悲しい顔を見るのがたまらなく嫌でした。
さらにボールを誰かにぶつけないといけなくて、
ぶつけられたら痛い というあのルール。
早く終わって!とずっと思っていたのです。
そう思っていた自分がドッジボールのときに
していたことは、
「最初から外野にいる」
「内野ですぐに当たって負ける」
の二択。つまり、いい加減に取り組んでいる
ようにしか見えないわけで。
これって今の息子と一緒よねえ。
自分の場合は
ドッジボールじゃなければ勝負事は面白いな
って思えた。2年生になってからした
ポートボールは好きでした。
ドッジボールにしても、
「勝負はそのときだけですよ、
このときだけで、終われば
敵味方は無くなるよ。」
などと、ラグビーで言うところの
”ノーサイド”のような説明が最初に
欲しかったかな と思います。
幼いころの自分がモヤモヤしていた
ことが役に立つのかは不明ですが、
息子の意味不明な行動の理解には
つながるかな と思っている。
小さいころ、ひねくれ者で
暗い顔の記憶が多い・・・同じひねくれ者
の息子に何かで活用できれば、
過去の自分のモヤモヤが昇華できる
気がするのです。昔の自分もどこかで
ニヤリとできるかも。
ちなみに、社会人になってすぐ
入社研修の体育の授業で
ドッジボールがありました。
入社時は一クラス40人中、自分以外が
男性という状況。体育の授業は隣の
クラスと合同で、隣のクラスは
40人全員が男性でした。
40人対40人のドッジボールで、唯一の
女子はやたら優遇された。
いつの間にか「コイツにボールをぶつけ
たら相手チームが負けになる」という謎
ルールができて、おかげでめいっぱい
自分もボールを取りに向かえたのです。
人生でドッジボールをしたのはそれが最後。
いい思いで終われてよかったよ。
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