いつまで経っても先生は先生
4月、近くの学校の体育館から、離任される
先生の挨拶の声と、子どもらの声が聞こえて
きました。
そのあとで書塾にやってきた子が言っていた。
「A先生(仮名)がいなくなっちゃったの。
残念」
そのあとやってきた他の子らも言っていた。
「A先生、いつか担任になってほしかった」
「ずっとA先生にいてほしかったのに~」
異動されるA先生、人気やなあ。
背がスラリと高い男の先生で、確か
うちの子が小学生だったときに
新規採用で来られた先生だったはず。
お若いこともあって、いろんな子に
人気があったみたいです。
そういえばわたしが小学生のときも、
人気があるのはやっぱり若い男の先生
でした。
なかでもお一人の男性の先生は、生徒
と一緒に運動をしていると
「きゃあぁあ!」と女子生徒の声援が
巻き起こっていたほど。
黄色い声 というのはこういうことを
言うのやなあ と幼心に漫画で見たこと
がある”声色”を実感した。
その人気のあった先生、この春、小学校
の先生をご退職されたそうです。
新聞の教員異動欄でお名前を見かけました。
あのとき若かった先生も、そういう
ご年齢なのやなあ としみじみした。
今、異動が惜しまれたA先生も、子ども
らにずっと思い出される先生になるの
でしょうねえ。先生って、すごい存在。
ちなみにご退職された先生、わたしの
6年生のときの担任だった女の先生と
ほどなくしてご結婚されていました。
職場結婚というのを目の当たりにした
のも、初めてだったなあ。
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