忙しいって、大事だ
息子が高校生になり、2週間がたちました。
これまで、特別支援の園と特別支援学級に
通わせ続けた親は、支援の枠が外れた一般
(と言うてもちょっと通常とは)違った
タイプの学校です)の高校に通わせることに
不安でした。
入学してからも不安です。というのも、
これまで毎日学校に渡す連絡ノートがあり、
気になることをそこに書いたり、先生から
「今日はこんなことがありました」と報告
をいただいていたから。それが全くない。
つまり高校で息子がどんな態度なのか、
危ないことを言ったり、やらかしたりして
いるのかが全く分からないんです。
今週になり、下校した息子が
こんなことを言っていました。
「ものすごく忙しい。忙しいから、
ヤバいことをしている時間もない」
これまであった”問題行動”の数々(具体的
には って、本当にやばい行動や言動なので
ここでは書けない)は本人も分かっていて。
高校生になっても”ヤバいこと”をしないか
不安に思っていたようなのですが。
勉強について行くのも大変、それ以外
(電車での登校など)も大変 で、
問題行動は忙しさに追いやられてしまって
いるようです。今のとこ。
不思議なこだわり や問題行動をしてしまう
のは、本人が「自分」を生きていないから。
いま何をする、次に何をする と脳みそを
忙しくしていないと。他人からの指示待ち
ではなく、自身が主人公の暮らしを とは、
これまでの発達セミナーでいただいたなかで
響いたアドバイスです。
ようやっと、脳みそが忙しくできるように
なったのかな。
いやいや、まだ、気を抜いてはいけない。
中学だって最初は思いのほか順調だった
のです。大変なのはこれからだ。
ところで。
連絡ノートがあったため、わたしは10年以上
毎日、子のことについて何かを書かないと
いけませんでした。毎朝ボールペンで一筆
書くのが当たり前な生活。
自分はあまり苦にしないのですが、けっこう
しんどく思う親御さんもいると思う。何より
子にとって、毎日の親からの一筆を見るのは
しんどかったんじゃないかと。
こういうのこそ電子化されて、必要なときだけ
親が担任の先生だけに見られるようにしたら
いいのに とは思う。
情報漏洩の不安があるから難しいのかな。
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