三室の山のもみぢ葉は
先週、息子の学校で
かるた大会があったそうです。
百人一首がそんなに得意でない息子が
唯一取れるのが1枚だけあるのです。
小学生のときに、覚えてもらおうと
「”嵐”の五人がチキン”タツタ”を食べる
で、覚えよう!」とこじつけて
『嵐吹く』だけを聞いて、
『竜田の川の錦なりけり』の下の句に
たどり着けるようになったのでした。
今年も、その1枚は取れたみたい。
よかったね。
昔は自分もよく覚えていました。
覚え方は本当にひどいもので、例えば
『来ぬ人を松帆で焼き入れて塩塗られる!』
とか。
『高砂やのに、”とやま”の霞とはこれいかに』
『契りは松ちゃん、小倉山はみゆきちゃん』
(↑昔、親戚で百人一首をしたときに、祖母が
『末の松山』を毎回『末の松ちゃん』と読んでいた)
などなど・・・何にも風情のない覚え方ばかりです。
夏などにも友達とかるた合戦をやっていた
こともあり、大会でもそこそこよい結果を
遺していました。札の読み手を何度もした
のがものすごく効果があったように思います。
といっても、いわゆる競技かるたの覚え方
とはほど遠い。今の小学生と取り合っても
ぜったい叶わないだろうなあ。
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