我が家の奇特な人
奇特な人 というのは、本来
「人から褒められるような行動を取ることが
出来る人」という意味があるらしい。
夫は、選挙で投票した後に遭遇する
”出口調査”が好きな人です。
この週末も選挙があり、我が家では
それぞれ不在者投票をしましたが、夫は
「直前の人に声が掛かっていて、自分は
出口調査に引っ掛からなかった~!」
と残念そうにしていました。
なぜそこまで悔しそうにするのだ。
ときどき電話で掛かってくる、政治に
関する無作為アンケートなんかも好きです。
電話が鳴ってわたしが取り、
その手の調査だと分かると
「やるやる!変わって!」
と嬉しそう。珍しい人やなーと思います。
帰省した折には酒を飲みながら
「いやー、あいつのほうがええで」
「そうかなあ、あの人のほうが」
みたいな政治の話を、お父さんや叔父さんと
楽しそうにしている。
酒のつまみ程度の世間話だけれど、ここまで
酒を片手に政治の話で盛り上がっている人が
いたことに昔は驚いたものです
(今はだいぶ慣れてしまった)。
SNSを多用しない人たちだから、
まだいいのかもね。
まあ、そうやって政治の話が盛り上がったり、
調査に参加したい気があるっていうのは
それだけ、”今の情勢に納得がいかない”って
ことなのかもしれないです。
と、ここまで書いてから、
夫は「褒められる行動を取るような人」
でなく、単に「今どき珍しい人」という
ことが判明しました。
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