話して、聴いて、盛り上がる
おはなしすごろく の体験会に行きました。
初めてお会いする人、3~4人がひと組です。
順番にサイコロを振り、止まったマスに
書いてある質問に答えていきます。
「おはなし」できるのは、回答権のある人。
聴く側の心遣いが大事だと知る。でも、
そのおかげで、話をする人は安心できるの
です。言おうとしていることを遮られない。
このルール、お子さんにも知っておいて
ほしいなあ と思います。
質問の内容をもっと簡単にしておけば
子どもにもできるかも。
一通り体験して、ああ、これは
もう少し前に知っておきたかったなあ
と思った。たとえば、子どもの園で
ママだけで集まったとき。
そういった場ではたいてい、自分の名称が
「○○ちゃんママ」になる。話題の内容も
大抵子どものことで、特にうちの子が通う
ような療育の施設の場合は
「自分の子がどのようなことで困っているか」や
「今後どんなことで不安なのか」といった内容が
中心になってしまっている。
つまり、お母さん方その人がどんな人なのかは
分からない。そして、話題がハッピーではない。
もちろん、そこへ行けたことは息子にとっても
わたしにとっても大事だったのだけれど
(そんななか、唯一「好きな芸能人」の話を
してくれたママさんはよく覚えている。
子どもが大変でも”推し”がいるのは素敵だ)
こういう、自分のことを話せる機会があると
「○○ちゃんのママ」という肩書から少しの間
だけでも、離れられるような気がするじゃない
ですか。
これまでに『●●ヒアリング講座』といった
傾聴の講座を受けてみたことがあるのですが、
すごろくになって、よりカジュアルに
聴くことができたような気がしています。
聴く練習、聴く側の心構えが大事・・・
ひょっとしたら、おはなしすごろくの
キーパーソンは「話す側」よりも
「聴く側」なのかもしれません。
お時間が許されるなら、
もっといろんな人と
すごろくしてみたかったなあ。
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