15才、コミュニケーションを学ぶ
息子が夏休みに、コミュニケーションが難しい
中高生のための支援イベント に参加していました。
近くの市で全8回開催された、コミュニケーション
技術を学ぶための会です。
暑いなか、行けるかな?と心配していたのですが、
気忙しい中3の夏休みに1人で電車に乗るのは
ちょっとした気分転換だったようで、無事皆勤
できました。
親の見学は一切不可のイベントでした。
通っている途中はどんなことをしたかは
あまり教えてもらえず。
「今日は足湯に入れた」
「今日は足湯は満員で断念した」
と、会場に隣接している足湯の情報しか
教えてくれませんでした。
ところが最終日に
「参加者が集うサークルを
秋から始めます!」
というチラシをもらってきて。
親の手に渡った時点で既に
参加申し込み票が切り取られていた。
思ったより楽しかったらしい。
お友達になった という高校生女子から
手紙をもらったらしく、嬉しそうに
見せてくれました。
そこには
「中3だよねー。受験ガンバ!
あばよ!」
と流れたような字で書いてあって
笑った。柳沢慎吾か~。
週末、親のみが参加できる
イベントの報告会があり、出席。
ある程度状況が理解できました。
ほぼ全員が高校生で、息子は一番下。
年上に囲まれる、本人にとっては
嬉しい状況だったみたい。ジェスチャー
ゲームやボール投げ、玉積み上げなど
大きな運動小さな運動をいろいろする
なかで、他の人との距離のとりかた、
近づきかたを教えてもらったみたい
でした。
参加された学生さんも優しく、
先生もおだやかなかたばかりだった
うえに、急がなくてもいい環境なのが
本人の皆勤と、アフターサークルの
参加意欲につながったようです。
報告会にご出席された親御さんの
(たまたまそこにいた)全員が
「子どもは”自閉症スペクトラム”です」と
言っていた。でも特性がバラバラ。
うちは運動が全くできないタイプですが、
逆に「運動能力だけで生きている」という
人もいた。思いやりにあふれるあまり
手紙を書いてくれるような子もいれば、
全く気が回らない(うちのはこれ)子も。
本当、自閉症でひとくくりにするには
大変なくらい色んなタイプの人が
いる。だから後ろに「スペクトラム」と
ついているのだけれど・・・
どっちの自閉ショー として
あんなタイプの人もこんなタイプの人もおるで
と『バリバラ』なんかで楽しく紹介してほしい。
0コメント