子供だって本人でした
昨日ここで紹介した「本を10冊推す」を
大人じゃなくて子どもがするとどうなるか。
うちの子どもに推してもらいました。
15才中学3年生男子・・・にしては変わった
セレクションですが。幼いような、大人な
ような不思議な10冊。
本人が紹介してくれた順番になっています。
ピタゴラ装置、好きすぎて装置ナンバー
とタイトルを100くらい覚えている。
まず最初に出てきたのはこの本。
今どきの子どもっぽい。ニンテンドースイッチの
プログラミングゲームのガイド本。
13年前、名古屋を去るときに
お友達が「この本すごく好きなの」と
下さった。今になってハマっている。
登場するキャラクターが好きらしい。
「小学3年生よりコピックが好きになったので」
とのこと。漫画をほとんど読まないなか唯一、
アニメっぽいイラストが表紙に描かれている。
ボタンの本。この柄のシャツを着て
エレベーターボタンの工場に3回も行っている。
幼稚園の頃から読んでいて、ボロボロに
なった本。今年、ここで聖地と紹介された
エレベーターのある場所にようやく行けた。
いろいろしくみを紹介してくれる本、
「エレベーターの構造が見どころ」
だそうです。エレベーターばっかり。
息子と似たようなところがある叔父が
プレゼントしてくれた本。
慣用句が面白いらしい。が、残念ながら
使うときにいつも間違っている・・・
「からだのとくちょうやみためは のりものの
ようなものだ」と書かれたページがイチオシだ
そうな。自分の乗り物は、操作しにくいらしい。
最後に出てきた「11ぴきのねこ」、母も
大好きな本です。小さいころはあほうどりが
順番に出てくるページ(数字の羅列)を気に
入ってずっと見ていた。今はもう少し前の
ページが好き。
11ぴきのねこ より あほうどり が好きな様子。
この10冊を見て、何か思うことある?
子:「昔から読んでいた本が多いな~」
そうよねえ。
新しいのってプログラミングくらい?
本人の趣味が「エレベーター」「数字や色が
たくさん並んでいるもの」と知っているため、
親はどうしてもそういう本ばかりを渡しがち。
お友達や叔父が本人の興味が無さそうな本を
買ってくれて、何年後に思いのほかハマって
いることに気づきます。
子供と本の出会い・・・色んな人からもらって
みて、最初興味なさそうでも、何年も置いて
寝かせておくのがいいのかもしれないですね。
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