絵で考える人がいる
今読んでいる本↓
本当は、読み終わったあとに
いろいろ書くほうがいいのでしょう
が・・・ものすごくゆっくりと読んで
いて、いつ読み終えるか分からない
のです。
少し前にラジオで紹介されて
ちょっとだけ話題になったこの本。
実家近くの本屋さんで一冊だけ
置かれてあったので買いました。
まだ途中までしか読んでいない者の
解釈で申し訳ありませんが、以下、概要。
人は、考えるときに
○言語思考型(→言葉を使って考える)
○視覚思考型(→言葉を使って考えない)
という2つのタイプがあり、さらに
視覚思考型には
”物体視覚思考”(→絵を使って考える)と
”空間視覚思考”(→数字など抽象的なもので考える)
という2つのタイプがあるそうな。
つまり、思考には
合計3パターンがある。
現在の子どもの学校の試験や成績は、
言語思考型 の人が良い点を取れる
ように作られているため、
視覚思考型の子らは良い成績を取る
ことができず、学校で落ちこぼれたり
する。
ところが、視覚思考型の人のなかには
ものの見方が違うことや、優れた創造
力を持っている人がいて、とんでもない
才能を発揮する。
・・・今のとこ理解できているのは
ここまでです。
もちろん、こういう本を読む理由は
うちに自閉症の人がいて、
「ひょっとしてこの人は視覚思考型かも?」
と思ったことにあります。
言葉を話し始めるのが遅かったことも
当てはまる。数字がとにかく好きだった
ことを考えると、空間思考型 というやつ?
でも息子も「確実にこの人、視覚思考型!」
と断定できる感じではありません。
「かなりな視覚思考型」という程度です。
顕著に出ていたら、もっと才能にあふれる感
じだったのではないかと。カラフルな絵が
描けたり、難しい数学を理解できたり。
一つ言えることは
「学校の勉強ができないからって
”落ちこぼれ”ではない かもしれない」
ということです。
テストでいい点が取れなかったことで、
子どもに、落伍者 のレッテルを貼っては
いけないということは分かった。
試験の内容や試験方法を変えると、
ものすごく点が取れるようになるのかも。
そう考えると、ちょっと希望が湧くよねえ。
それから、学校の教育がいかに
一部の人に有利な方法で進んでいるか
ということも分かってきた。
ビジュアルシンカーの人がいる と、
視覚思考型の人の存在を分かってくれる
人が増えたらいいなあ と思います。
特に教育に携わるかたには。
そういうわたしは
国語は好きだったし、今もこうして
文で記録しておくのが好きな言語思考型
・・・と思いきや、歴史はマンガで読んだところ
だけ覚えていたり、昔の記憶をはっきり
覚えていたりするあたり、視覚思考型
でもある。どちらでもあるタイプです。
息子は自閉症ですが、自閉症スペクトラム
という考えであれば、わたしだって自閉の
虹のどこかにいる。他の人もみんなそう。
言語思考、視覚思考だって、みんな
どちらもぼんやりと持っているのかも
しれないですね。
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