続編だけど違う話のような本
実家に置いてあって、借りて読んでいる本。
表紙が、いわさきちひろさんの絵で
嬉しい。
まだ、読んでいる途中ですが
続編というより、違う話を読んでいる
ような気がします。
理由の一つは、トットちゃん の
「ちゃん」がなくなっていること。
トットちゃんは~ と進んでいた話が
トットは~ と書かれている。
それだけでもずいぶん違う。
それから、前作の本とフォントが違う
ことも大きい。前の本はもっと
丸文字っぽいフォントで、
トットちゃん以外であまり見かけ
なかったような気がする。本って
単純に、ストーリーから情報を
得ているのではないんやな と
思う一瞬。
それだけ前作が印象深かったとも。
最近テレビで見るトットちゃん=
黒柳徹子さんは、椅子に座られて
いることも多くて。
さすがにお歳を召されたな・・・と
思っていました。ところが続編の
しっかりした文体を見ていると、
この方はまだまだお元気なんやなぁ
と思い直しました。
最初に『窓際のトットちゃん』を
読んだのは、その昔テレビで
『チョッちゃん』というドラマをしていて。
その中で、先生が
「あなたのお子さんは・・・」と
トットちゃんのお母さんに
小学校中退を促すシーンが
あまりに強烈だったので
読み始めました。
このシーンはセリフそのまま、
本に載っていたので、子どもでも
とても読みやすかった。
まさか、自分の子どもが
同じように常軌を逸する行動を
する人で、ずっと
「トモエ学園みたいな学校ないかなあ」
と探すことになるとは
思いもしなかったですけど。
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