吐かなくなった人

↑こちらの、おめめどう さんの

セミナーはとても勉強になる。

話を聞くたび、

自分の子どものことを、何にも

知らないなあとハッとする。

正直、支援する側への優しさは

全くなくて、聞けば聞くほど

厳しくて辛いけど。それだけ

この人たちの目線は”支援する側”

じゃなくて、当事者本人に寄り

添っているってこと。

だから、しんどくなっても

聞いておきたいと定期的に

セミナーを聞いています。


さて、この記事の最初の「吐く」

事例。

まさに自分のところの子そのもの

です。

その頃自分、こういうところで

質問したっけ?と思うくらい。


前は自分の子どももよく

吐いていました。旅行でも

学校でも、本当によく吐いた。


今、あまり吐かなくなったのは

自分で選択できる機会が

増えたからかも。

小学校でよく吐いたのは、

牛乳を給食で急いで飲んで

いたから。中学校で牛乳を

飲まないという選択をさせて

いただけたので、学校では

吐かなくなった。


旅行先で吐かなくなったのは、

親と別れて、単独行動をする

時間ができたから。

去年の今頃までずっと、旅行中は

親のわたしらと一緒に行動して

いました。

もちろん、幼くて

単独行動をするには難しいと

判断していたこともありますが・・・


子どものため と思って。

そんな親心が、記事で言うところの

「本人が主人公の暮らし」

を奪って、ストレスになって

いたのかもしれません。


1年前にスマホを持たせて以来、

電車に1人で乗り、

単独で街に出掛け、

一人で隣の府県へと

習い事に通えるようになった。

先月などは、

東京を一人で散歩してみたい!

と言い出して。都区内フリーパス

を持たせて挑戦させてみた。


いつも一緒に行動していると

独り言をつぶやくのに、一人だと

何も言っていないらしい(本人談。

本当であることを祈ります)。


本当は、ずっと前から

親と離れて、一人でいろんな

ことをしてみたかったのかもね。


わたし達の最終目標は、子どもに

家を出てもらうことです。

自閉だろうが発達なんちゃらだろうが、

離れて住んでもらう。

できればお金を得て、休みの日は

この人がしたいことをする。

一人暮らしができるなら

それに越したことはないし、

無理ならグループホームやシェア

ハウスでもいい。


親子って、たまに会うくらいが

お互いストレスがないと

思うんですよね。

Speakeasy

スピークイージー=もぐり酒場、隠れ家カフェ の意。 入るときの合言葉はいらないけれど、極力リンクを貼らない、宣伝しない 来たいかただけどうぞ という場所。

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