自閉症児のトイレトレーニング①
おぱんちゅうさぎ を見ていて、
そういえばうちの子は
年少児のころ「パンツ」が
発音できなくて
「ぱんちゅ」て言っていたなあ と
思い出した。
入園(幼稚園ではなく、療育の施設
でした)時はオムツ愛用者。
「パーンーツー♪」とこちらが
パンツライフに誘おうとすると、
向こうから
「おーむーちゅ!!」と
返答があった。
パンツ、履きたくなかったのを
ものすごく主張していた。
かわいかったなあ。
一般に自閉傾向のある人は
いつものやり方 から
変えようとするのを
ものすごく嫌がる傾向に
あります。うちの人は
その最たる具合で、
オムツライフを卒業するには
もんのすごおおおく苦労
したのでした。
と、いうわけで、
昔話になりますが
涙無しでは語れない、我が家の
トイレトレーニングについて。
今日は前編。
小さいほうのトレーニングに
ついては、そのとき通っていた
園の先生にアドバイスをいただき
ながら進めていました。
先生からのアドバイスは、
★前もって
「●月○日からはトイレでしようね」
と言っておいて、カレンダーに印を
つけておく
☆その日付が来たら、オムツには
戻らない。雑巾持ちながら追い
かける勢いで日々を乗り切ること
という、何ともキビシイものでした。
それまでに園では成功していたので、
希望はあったのですが。
うちの子はトイレが怖くてたまらない
ため(今もそう)、なかなか入ろうと
はせず・・・結局、いやいやわめくのを
無理やり連れて入る日が続きました。
結局トイレで
いやいやながらも
できるようになったのは
カレンダーに印をつけたときから
1か月くらい経っていたころです。
始めて成功したときは、親も子も
へとへとに疲れてしまい、泣いて
お祝いでケーキ食べに行ったなあ。
変化を嫌がるタイプの人ですが
不快な状態を大変嫌がるタイプ
でもあります。
トイレに間に合わなかった と
いうことはこれまでほとんど
ありません。
お布団を濡らしたことがない。
不思議なものです。
ちなみに、年長の卒園前に
「和式トイレで成功させる」を
目標に先生と頑張ったのですが、
結果それはうまく行かず。
そのまま、10年経った今でも
和式トイレは使えません。
後編につづく。
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