分類されるオジサンたち

週末、帰省していたときに

姪っ子がこんなことを言っていました。

「おじちゃん って

パパと何となく、似ている」

おじちゃん というのは、この子の

パパの妹のダンナ・・・つまりは

わたしの夫です。

見た目にはあまり似ていない。

大人の自分からすれば中身も

あまり似ていない。


それでも似ている って

子どもが言うってことは

その人の周りにある空気とか

何かが似ているのかなあ と

思いました。


それで思い出した。

わたしにも叔父や伯父がたくさん

いるのですが、小さいころは

心の中で

「お父さんとなんとなく似ているオジサン」

「お父さんとは違うタイプのオジサン」

に分けていたのでした。

もちろんこれも、顔や体形で

分けているのではないです。

声の大きさや、話しかたなどで

分けていました。父の兄第だから

似ているわけでもなかった。


そして”似ているオジサン”には

何でも話ができたのですが、

”違うオジサン”とは怖くて

話があまりできなかったのです。


高校生くらいになり、母に

「○○のおじちゃんはこっちのタイプで、

△△のおじさんはあっちのタイプで・・・」

と小さいころからしてきた

オジサン分類を発表したところ、

「子どもって小さくても

よく分かってるのねえ」

と言われたのでした。


伯父も叔父も年を取り

自分も大人になって、今は

分類しなくなりました。

話しかけやすい、などと言う前に

お話をする機会すら少なくなって

しまったので、とりあえず

元気でいてほしいなあ とは

思っています。


姪のオジサン分類が

わたしの小さいころと同じでは

ないのかもしれませんが・・・

うちの夫には兄弟がおらず

親戚も少ないので、姪っ子にとって

話しかけやすいオジサン属 に

入るみたいなのが

少しホッとしました。

Speakeasy

スピークイージー=もぐり酒場、隠れ家カフェ の意。 入るときの合言葉はいらないけれど、極力リンクを貼らない、宣伝しない 来たいかただけどうぞ という場所。

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