パニックには理由がある

土曜日に、ここに

「なかなか参観日にまともに

子どもの様子を見させてもらえない」

ということを書きました。


その翌日、日曜日は息子を連れて

カウンセリングルームに行きました。

実家の近くの心理センターは、うちの子が

何でも話せる場所です。

早速、前日の参観日について

いろいろ話していた。


「学校を東京メトロ大江戸線だとすると、

お母さんは都営浅草線の車両。

大江戸線に入ってきちゃうと

相互乗り入れになって

頭の中が混線してパニックになる」


親が学校にいる違和感 っていうのは

分からなくはないです。

参観日って、先生がいつもと

服装が違っていたりして、お母さんたちは

香水つけていたりして。

教室の匂いからして、なんだか違う感じが

するんですよね。


別の違和感 で思い出すのは

自分の結婚式。

夫の友人とわたしの兄が話しているのを

見たときの、あの何とも不思議な感覚。

自分のなかでは世界が違う人が

同じ空間にいて話しているという。

結婚してからもあった。

旦那になった人がうちの実家で

寝転がっている。

最初は不思議な感じがしたものです。


ただ、参観日にせよ結婚式にせよ、

わたしにはその”違和感”を

意外性として楽しむことができる。

教室でのお母さん方の香水の香りなんて、

参観が終わってもぷんぷん漂っていて。

お願いだからもう少しそのままで残って

いてほしい とも思った(というのも、

参観日は先生があまり怒らないから と

いう理由もあった)くらいです。


自分の感覚は、息子とは違う。

違和感に耐えられない人だって

いるのよねえ。

そんなことを考えました。


ただ、参観では毎回パニックになるのに

先生との三つ巴”三者面談”では

それほど混乱しない。どうして?

「三者面談は、ターミナル駅なので

都営線の車両が侵入してきても

あまり混乱しないのです」

そうなのか。どこの駅なのだろう。

ちなみに学校が大江戸線なのは

人数が多い=駅の数が多い から

なのだそう。


小さいお子さんがいる親御さんで、

子どもが学校でパニックになっちゃう 

と困ってしまうおうちの人が

いると思うけれど、それほど

慌てなくてもいいかもしれない。

大きくなってから、本人が

どうしてそうなるのか?を

解明してくれる時が来る。

ものすごく回りくどすぎて、

周りの人は理解するのにちょっと

苦労するかもしれませんが。

Speakeasy

スピークイージー=もぐり酒場、隠れ家カフェ の意。 入るときの合言葉はいらないけれど、極力リンクを貼らない、宣伝しない 来たいかただけどうぞ という場所。

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