どう生きたかが現れる葬儀

この告別式のすごいところは、服を

喪服と限定しなかったところです。

ちらっと映像で見たのですが、お洋服が

違うだけで、雰囲気がよくある”告別式”とは

違った気がした。ご家族のご意向なのだそう

だけれど、南部虎弾さんらしいお式になった

のではないかと思いました。


自分だったら、どんな風に送り出されたいか

と考える今日この頃。

きっかけは、4年前に亡くなった祖母の葬儀

です。小さな家族葬のホールでしたが、

そこには最新型のコーヒーメーカーが

置かれてありました。

葬儀屋さん最初に説明してくれたのは、

葬儀のことではなく、そのコーヒーメーカー

の使い方だったのです。

何でこんなところに最新式?


ところが、それが年配世代にはえらく好評。

通夜・告別式期間の2日間、コーヒーを

何杯も淹れまくり、途中粉が無くなって

事務所まで何度もいただきに行った

くらいでした。

忙しいなか、まるで街中にあるカフェの

ようなコーヒーが味わえて、みんなちょっと

一息つけたのかも。


以降、何となく

自分の葬儀はこんなのかなあ と

想像するたびに、何よりも先に

「最新のコーヒーメーカーは必要やな」

と思ったりするのでした。

Speakeasy

スピークイージー=もぐり酒場、隠れ家カフェ の意。 入るときの合言葉はいらないけれど、極力リンクを貼らない、宣伝しない 来たいかただけどうぞ という場所。

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