お里変われば発音も変わる
さっき、NHKの番組で
朝ドラに出ている俳優さんに、
方言指導のかたが土佐弁を
教えておられる様子が映っていました。
「夢が~」という言葉の発音は
土佐弁の場合は
「オメガ(Ω)」と言ったときと
同じアクセントになって、
「ありがとう」の「ありが」は、
「駿河湾」と言ったときの「駿河」
と発音が同じになるとのこと。
分かりやすい!別の言葉に
置き換えるのっていい方法だ。
見ていたわたしも夫も思わず
「ユメが~」と土佐の言葉で
発音してしまいました。たぶん
見ている人はかなり発音して
みたのではないかと思います。
で、こんな話。
滋賀にいる夫の両親はもともと京都の人で。
ちょっとした単語の発音がわたしとは違い
ます。典型的なのが「ファミコン」。
わたしは「リモコン」と同じ具合で言いま
すが、夫は『ハドソン』と同じアクセントで
「ファミコン」と言うんです。
夫の実家でも同じ「ファミコン」。
最初に比べて今ではかなり耳が慣れました。
といっても、わたしが同じ発音で言うことは
ありませんが。
あともう一つ。先日、胃の検査を受けた人・・・
「胃」という単語を、「胃ぃ」と言う。
「胃い、悪いんかなあ」
「歯あ、診てもらおう」などと、
一つの音を伸ばすようにして発音すること
はわたしにもあるんです。
が、夫の「胃ぃ」は、二つのイのアクセント
の高低差が激しい。ちょうど”井伊直弼”の
”直弼”を取った状態と同じ発音をします
・・・滋賀やから!?(まさか)
これも、夫の家族は全員言うてる。
関西のなかでもいろいろあるなあ。
ここ数年、姪っ子からも
「おじちゃんは、ファミコンって
言うよねえ」と、ハドソン発音の
ファミコンを真似されていたりするの
でした。なかなか他に聞かないアクセン
トやからねえ。
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