昔、小学校の先生はよく
歌を歌っていたような気がします。
「何それ、その派手な髪留め!」
とクラスの女子の髪飾りを指摘したあとで
「派~手~、だ~ね~!」
中山美穂さんのあの歌を歌っていた。
さらには、
「アンタら、”けじめ”ないねん!」
と注意したあとで、
「け~じ~め~~
けじめのない、あな~た・・・」
と歌っていた先生もいた。
これは、近藤真彦の歌でした(古い)
当時の先生は、今と違って
歌を歌える余裕があったのかも
しれません。あるいは今の先生が
注意しているときに歌っている場合
じゃないと思っているか。
あとは当時、不思議と
キャッチ―な歌が多かったような気がします。
今だと
「うるさいな!」
と言ったときに
「うっせえうっせえうっせえわ」と
歌うくらいしかないんじゃないかと。
中学生になって、音楽のクラブだったので
文化祭用に
『You're the Only...』(小野正利さんの歌)
の楽譜が欲しいです と言った部員に、
顧問の先生が
「あの、パチンコ屋で流れている曲ね!」
と言ったことも忘れられないです。
当時の先生って、いろんな点でゆるかった。
今の先生がそうでないことに、子を持つ親は
安心するような、同じかそれ以下の年齢の
先生を気の毒に思うような。
今、仕事で出会う小学生って
同級生同士で男の子でも、”○○さん”と
さん付けで呼び合っています。
小学校の方針なのだけれど・・・昔は
先生が率先してあだ名で呼んでいたように
思います。
山下くんは”清”、前川くんも”清”。
不思議と高いキヨシ率。
二人とも違う名前だったのに。
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