昨日は野球に泣かされた
昨日の高校野球の第四試合がすごかった。
島根の大社高校。兵庫県の学校が初戦で
負けた学校だったので注目していたところ、
早稲田実業相手に劇的な試合を展開した。
どっちが勝ってもおかしくない試合で、
延長戦の末、勝ったほうも負けたほうも
選手が泣いているのが、たまらなかった
です。
試合終了後、早稲田実業の和泉監督が
大社の選手一人ずつに声をかけていらした。
いい場面だった。
それから数時間後、NHKで放映された
ドキュメンタリーを見ました。
特別支援学校の生徒さんたちが、単独で
結成した硬式野球部で試合に臨む話。
視覚的に工夫をこらした練習風景や
自分のお小遣いでグローブを買う選手、
試合で手加減しないで本気勝負をした
相手チーム、よその学校が応援席から
たくさん声援を送る様子・・・どの場面も
涙を誘いました。
甲子園の大社高校もこの先、おそらく
野球部員が増えて強くなるだろうし、
早稲田実業も「監督の元でプレーしたい」
と選手層が厚くなるだろうし、
青鳥支援学校も野球部の部員が増えて
もっと強くなると思う。
勝ったチームも負けたチームも、
ずっと同じメンバーではないけれど
学校の野球部としてはこれから、もっと
強くなるんじゃないかと思っています。
未来への布石。
相手チーム3人にボール投げて、アウト
を取る というのを9回繰り返す(たまに
延長がある)というスポーツに、ここまで
複雑に心情入り乱れるのが不思議。
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